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地震のメカニズム

災害

被害軽減のための投資

関東地域は太平洋プレート、北アメリカプレートフィリピン海プレートが複雑に入り組んでおり、又、西側にはユーラシアプレートが控える、ひずみが蓄積しやすい地域である。そのため、過去から短い間隔で巨大地震が発生してきた。関東地震で特に被害が甚大であったのは1923年の関東大震災である。関東大震災に代表される関東地震は、関東地方の南側の領域が震源であり、おおむね200年から400年の周期で発生している。そのため、次に同程度の地震が発生するのはかなり先と予測される。一方、さらに北側の領域も含めると数十年に1度の頻度で大規模な地震が発生するものと予測されている。この北側の領域はプレートが入り組んでいるために、直下型地震、プレート間地震いずれのタイプでも発生しうる。又、震源が内陸となるためP波とS波とが短い時間差で到達し、緊急地震速報がS波到達に間に合わない可能性が高い。そのため、地震発生後に身を守るための行動を起こしにくく、人的被害が甚大となる可能性がある。現在、この広範囲での関東地震に対し、公共交通機関、インフラなどの被害想定を行い、耐震性の向上を図るとともに地震発生後の対応が検討されている。また、企業によっては事業継続計画を推進し、本社機能の分散、移転などを行っている。相模トラフ北側地域で発生する関東地震は、首都機能や本社機能の集中する東京周辺での被害が甚大になると考えられている。地震に対する予知、予測は現時点では困難である。一方、非常に大きな被害が想定されているため、観測網強化等により地震の予知、予測が現実のものとなることを期待する。